株式会社 四万十ドラマ

驚きの特大栗「1粒73g」の栗が入荷しました!

posted:2016.10.6  おしらせ

驚きの大きさが特徴の高知県四万十産の“栗”。
通常の平均は18g に対し、四万十の栗の平均は「1粒25g」。

日本を代表する栽培技術が生んだ“超特選栗”。
しまんと地栗「1 粒73g」が入荷いたしました!

左:73g特選栗  右:一般的18g

左:73g特選栗  右:一般的18g

株式会社四万十ドラマでは、地域で生産される栗を入荷しております。
栗の生産向上に取り組む四万十では、「特選」というクラスを設けることによって、
選び抜かれた上質な栗に適切な価値を付けるという仕組みがございます。
例年を上回る大きさの「超特選」栗が日々出荷される今年、
「1 粒73g」の栗が入荷いたしました。
そして、全国トップクラスの大きさ73g の「しまんと地栗」を
道の駅「四万十とおわ」にて展示しております。

 

■栗の産地「高知県四万十町」

生産現場(栗)

森林率93%を占める四万十町では、山が1 次産業のフィールドとなり、
栗も急傾斜地で栽培されています。
そのため、しっかりと太陽を浴び、大きく実る「しまんと地栗」。
昼夜の気温差が大きいという地域性も加わり、
驚きの大きさと甘さを誇る特徴をもたらしています。

■日本を代表する生産技術による高品質化

栗

日本屈指の技術を誇る栗生産者の活動
栗の名産地である岐阜県恵那市にて栗の栽培技術を磨かれた
伊藤直哉氏(栗のなりわい総合研究社 代表)。
2 年前から四万十にて栗を栽培している、日本を代表する栗の生産者です。
培った研究と熟練された技術によって、完全無農薬で栗を栽培し、
さらに近隣農家さんへの栽培指導を行っています。

 

「価値」になる高品質な栗づくり
伊藤氏の栽培する栗の特徴は、「大きくて上質である」ということ。
通常の廃棄率は50%に対し、伊藤氏は15%以下になります。
その理由は、大きな栗が育つように栽培することにより、
商品にはならない小さな栗はほぼできないからです。
さらに虫が入らないよう、また病気にならない栽培方法によって、
廃棄となる栗を少なく抑え、商品となる栗を多く残します。
そのため、選果の時間を短縮でき、
価格として価値になる「特選」の栗を出荷することができます。
このように、「生産者」にとっても好都合な栽培によって栗づくりを行っています。

 

■「地域に人が暮らしていける仕組み」を栗でつくる

イガ付き栗

伊藤氏はこの技術を地域の生産者へ伝えることにより、
「栗で暮らせるまちづくり」を目指しています。
1 次産業が衰退し、人口減少が進む四万十町にて、
「安定的高収益」産業として栗の生産を構築し、
地域に「仕事」と「ひと」を残すモデル作りをされています。
四万十町の栗の栽培に適した好環境と、
高い技術によって次世代に繋がる地域資源と人々の「誇り」を醸成させています。